■ 事前準備
ハードディスクを3台用意する。それぞれは以下の目的で利用する。
HD1 ・・・ WindowsXP(通常利用するOS)、Ubuntu(バックアップやリストア作業を行う為のOS)
2つのOSをデュアルブート起動出来るようにしておく。
HD2 ・・・ データ専用(作成したデータは、すべてここに保存する。マイドキュメントの位置もCドライブから移動しておく)
HD3 ・・・ HD1のWindowsXPがインストールされているパーティションのクローン。
通常利用するOSが壊れたときのための緊急用OS
NAS ・・・ OSイメージをバックアップしておく場所。HD2のバックアップにも利用する。
■ バックアップ
# 管理者になる
su -
# バックアップイメージを保存するファイルサーバーをマウントする。
mkdir /mnt/private
smbmount //<NASのIPアドレス> /mnt/nas -o password=<パスワード>,username=<ユーザーID>,ip=<NASのIPアドレス>
# partimageを起動
partimage
・ 設定内容
1."Partition to save/restore"にバックアップ対象のパーティションを選択する。
例) /hdb/dev1
2."Image file to create/use"にイメージファイルの保存先を指定する。
例)"/mnt/nas/partimage/xp_20110417"
3."Action to be done"で"Save partition into a new image file"が選択されている事を確認する。
F5を押す。
イメージの圧縮方法がGZipになっていると時間がかかるのでNoneにする。
F5 → OK → OK
※ ハードディスクが断片化していると、うまくリストアできない場合がある、
バックアップをとる前に、"Defraggler"などのツールを利用して、
断片化されているファイルを0個にすることをお勧めする。
■ リストア
# 管理者になる
su -
# partimageを起動
partimage
・ 設定内容
1."Partition to save/restore"にリストア対象のパーティションを選択する。
例) /hda/dev1
2."Image file to create/use"にイメージファイルの保存先を指定する。
例)"/mnt/nas/partimage/xp_20110417.000"
※末尾に".000"が付いていることに注意
3."Action to be done"で"Restore partition from an image file"が選択されている事を確認する。
F5を押す。
F5 → OK → OK
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